こんにちは、にいるです。
Savepoオリジナルの開発初心者向けプログラム「Sink it」です。
今回で第8回目、題材はコレクションの1つ「List」です。
この記事は「8.Listを使ってみよう」の解説と解答です。
1.Listとは
Listとはコレクションの1つです。
目に見えないので最初は理解しにくいですが、下記構造でListとしてデータを持つことができます。
一番最初が1でなく0であることは覚えておかないといけません。
ここではString型「あいうえお」ですが、取引先や商談などのSalesforceオブジェクトのデータ型を指定することもできます。
ここではString型「あいうえお」ですが、取引先や商談などのSalesforceオブジェクトのデータ型を指定することもできます。
String型のList
# | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 |
要素 | あいうえお | かきくけこ | さしすせそ | たちつてと | なにぬねの |
SObject型のList
# | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 |
要素 | 取引先1 | 取引先2 | 取引先3 | 取引先4 | 取引先5 |
2.解答・解説
解答
解答です。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 |
// データベースから取引先レコードを追加 List<Account> accList1 = new List<Account>(); accList1 = [SELECT Id FROM Account LIMIT 10]; System.debug(accList1.size()); // Listに直接、取引先レコードを新規作成して追加 List<Account> accList2 = new List<Account>(); accList2.add(new Account(name = '1')); accList2.add(new Account(name = '2')); accList2.add(new Account(name = '3')); accList2.add(new Account(name = '4')); accList2.add(new Account(name = '5')); accList2.add(new Account(name = '6')); accList2.add(new Account(name = '7')); accList2.add(new Account(name = '8')); accList2.add(new Account(name = '9')); accList2.add(new Account(name = '10')); System.debug(accList2.size()); |
■デバッグ
この通り、2つのListの中身が10件になっていることが確認できます。
解説
今回ちょっと難しいかもしれません。
Listへの代入にaddやsize、SOQLを使用しているので、そこの知識が必要になります。
size()を使わなくても、debug(accList1)で中身を見ることはできますが、1000件ある場合に数えるのが面倒なので要件上size()を使用した方がいいですね。
取得したListが0件より大きい場合は〜というプログラムにもsize(isEmptyなど)は使用するので、積極的に覚えていきましょう。
3.まとめ
いかがでしたでしょうか。
コレクションは3つありますが、Listは必ず使用する(使用したい!)ため、メソッドも一度は目を通しておきましょう。
皆さんもぜひ色々と試してみてください。
他にも色々と標準機能やSalesforce機能について紹介していますので、ご覧ください。
ではでは!
コメント