こんにちは、にいるです。
今回はApexの条件分岐に使用する構文について見ていきたいと思います。
・【ヘルプ】Apexの基本概念について
・【ヘルプ】条件(If-Else)ステートメント
・【ヘルプ】switchステートメント
1.条件分岐とは
条件分岐とは、プログラムにさせたい処理を項目や変数の状態によって、区別してどの処理を実行するか決定することを指します。
晴れなら、サッカーをする。
雨が降るなら、傘を持っていく。
という天気の状態によって、人の行動が決定されています。
プログラムにもこれを当てはめていくことが条件分岐になります。
2.条件分岐のステートメント
条件分岐のステートメントには、If ElseとSwitchがあります。
If Elseであれば、晴れならサッカーの具体例を当て込むと下記のような構文になります。
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If(晴れなら){ サッカーをするよ。 } Else if(雨なら){ 傘を持っていくよ。 } |
それぞれ、ちゃんと書いてみたいと思います。
3.If Else
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public void weatherIfCheck(){ Integer weather; // 1=晴れ、2=雨、3=くもり weather = 1; if(weather == 1){ System.debug('サッカーをするよ。'); } else if(weather == 2){ System.debug('傘を持っていくよ。'); } else if(weather == 3){ System.debug('雨が降るかもしれないよ。'); } |
Ifは見慣れているので、すごく読みやすいですね。
それぞれ条件の箇所も文章化されていますので、初心者の方にも親切な書き方ですね。
晴れなので、結果は「サッカーをするよ」になってますね。
4.Switch
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Integer weather = 1; // 1=晴れ、2=雨、3=くもり switch on weather{ when 1 {System.debug('サッカーをするよ。');} when 2 {System.debug('傘を持っていくよ。');} when 3 {System.debug('雨が降るかもしれないよ。');} when null {System.debug('何もしないよ。');} when else {System.debug('勉強をするよ。');} } |
Switchは初めて使ってみましたが、シンプルでいいですね。
条件に使用できるデータ型にはIntegerやString、sObjectに制限されるようですが、見た目も綺麗でIfより文字数も抑えられるので多用していきたいですね。
5.まとめ
いかがでしたでしょうか。
プログラムを作る上で、条件分岐はとても重要な要素です。
必要な処理を柔軟にさせていくためには、すべての分岐を組み込む必要があるので、条件分岐はマスターしておかないといけません。
その上で意図しない例外が発生することもあります。
特にユーザはどういう操作をするかわかりません(笑)
分岐点を見極めてしっかり書けるようにしておきましょう。
ぜひ、みなさんもいろいろ書いて試してみてください。
他にも色々と標準機能やSalesforce機能について紹介しています。
そのまとめ一覧ページはこちらになりますので、よければ見てみてください。
ではでは!
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