【Salesforce】商品と価格表について

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【Salesforce】商品と価格表について Salesforce

こんにちは、にいるです。

つい、先日Salesforce認定アドミニストレータ試験に合格しました!

試験範囲は結構復習しましたが、引っ掛け問題が多いなーという印象でした。
7割しか取れていなかったですが、受かったので何よりです。

まだ記憶に新しい内に試験に出そうな箇所を記事にしておこうと思います。
今回は商品と価格表について紹介します。

さらに商品と価格表の関連について、調べてみましたので下記と合わせてご覧ください。
【Salesforce】商品オブジェクトと価格表オブジェクトの関連について

【ヘルプ】Salesforce Classicでの商品価格の設定および編集
【ヘルプ】商品作成のガイドライン
【ヘルプ】商品スケジュール

1.商品とは

商品とは、Salesforceの標準オブジェクトの1つです。
商品には、商品名や価格、商品通貨、商品コードなどを入力する事ができます。
商品は、単体で使用するものではなく、他のオブジェクトである商談、見積、注文、またはサービス契約の関連レコードとして使用します。

例えば100,000円する商品「A_アルファ」を登録してみます。

価格と商品を登録しましたが、実はこのままでは商談での使用はできません。

商談で使用するには価格表の設定も必要になります。
商品の関連リストにある「価格表」をクリックして、作成した商品レコードを価格表に追加します。
 
商品
 
次に追加する価格表レコードのチェックボックスにチェックを入れます。
ここで選択した価格表にリスト価格を入力して、商品を価格表に追加します。

 
商品の価格表
 

これでやっと商談で商品を使えるようになりました。
実際に商談レコードの関連リストから商品を登録してみます。
まずは商談の関連リストから商品セクションの「価格表の選択」ボタンをクリックします。

 
商品
 

次に商談で使用する価格表を選択します。
これでこの商談で使用する価格表が決定されます。
 

価格表
 

そして取引先が希望する商品をチェックして選択を押します。

 
商品
 

最後に、商品の数量と価格を設定します。

 
価格表
 

これで商談への商品の関連付けが完了です。
最後に入力した数量や価格、明細の項目も一緒に表示されているのが確認できます。

 
価格表
 

ちなみに商品を追加すると、商談レコードの金額項目を手動では編集できなくなります。
「A_アルファ」は単価100,000円の商品で数量を10個で登録しました。
商談には1,000,000円と表示され、編集できないようになっていますね。

 
商談
 

これは商品を追加したことにより自動で金額が反映されるためです。
また、価格表も価格表に追加した商品のどちらとも「有効」にチェックしておかないと商談で使えないので注意しましょう。

2.価格表の使い方

価格表には他にも使い方があります。
まずは商品毎に日本円の他にも通貨設定ができることです。
例えば、日本だけの販路ではなく国外にも販売する場合に使用できます。

 
商品の通貨設定
 

[組織プロファイル]で[高度な通貨管理]を有効にしておけば使用できます。

 
高度な通貨管理
 

次に価格表を使用する大きな利便性について、同じ商品でも販売先によって価格を変更したい時に簡単に管理ができます。
よくあるお得意先にはディスカウントしたいとかそういう時に使えますね。

 
価格表
 

Aシリーズでは100,000円に設定しましたが、Bシリーズという価格表では「A_アルファ商品」は80,000円となっています。
このように同じ商品でも違う価格で販売したいときは価格表を個別に作成しておくことができます。

3.商品スケジュール

最後は商品スケジュールです。
商品スケジュールには数量スケジュールと収益スケジュールの2つの管理方法があります。

まずは両方とも有効化する必要があります。
[設定]メニューから有効化しておきましょう。

 
商品スケジュール
 

それぞれ個別に見ていきましょう。

3-1.数量スケジュール

数量スケジュールは顧客が一括で料金を支払い、商品を何回かに分けて受け取る場合に使用します。
例えば、毎月納品してほしい時など、支払いは一括だが商品は一括ではないなどです。

3-2.収益スケジュール

収益スケジュールは、数量スケジュールと逆になります。
顧客が分割で料金を支払い、商品を一度に受け取る場合に使用します。

 
商品スケジュール
 

商品スケジュールを設定するには有効化が必要になるので、設定メニューから有効化しておきましょう。

4.まとめ

いかがでしたでしょうか。

商談を使用するのであれば商品の登録は必須になってきます。
標準価格とリスト価格を定義して、価格表ごとに違う価格を設定できるので、うまく使っていきたいですね。
そして標準価格には通貨ごとに違う価格も設定できます。

グローバル、ディスカウント価格のどちらも標準機能で実現できるのでぜひ使ってみてください。

アドミン試験にもちらっと出てくるので、当たり問題として覚えておきましょう。
他にも色々と標準機能やSalesforce機能について紹介していますので、ご覧ください。

ではでは!

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