こんにちは、にいるです
先日、上級アドミンに合格しました
で、商品や価格表、価格表のエントリを色々と触ってみていたのでそれをまとめておきたいと思います
アドミンレベルの商品と価格表については下記でも紹介しています
・商品と価格表について
1.各オブジェクトについて
まず、各オブジェクトについて、簡単に説明しておきたいと思います
商品オブジェクトは、組織で販売する商材を登録して使用するオブジェクトです
価格表オブジェクトは、商品の価格を登録するオブジェクトです
その中に、標準価格表とカスタム価格表が存在します
2.商品と価格表の関連について
商品と価格表の関連について説明します
まず、商品はレコードを作成しても、標準価格表に価格を登録しないと商談で使用できません
下記の状況だと価格がないので、商談では使用できません
当たり前ですよね
次に、標準価格表に登録することで、カスタム価格表への価格登録が可能になります
下記のようなイメージです
上の場合は、価格が登録されていないので商談では使用できませんが、下の場合は標準価格表とカスタム価格表に価格が登録されているので、商談で使用できます
Salesforceでは、商品レコード自体が価格を持っていないんですね
カスタム項目を使用すれば価格も商品オブジェクトで管理できると思いますが、標準ではより販売しやすいように価格表を関連づけて使用しています
3.価格表の管理について
ここから少し複雑になりますが、価格表の管理について説明します
3-1.標準価格表
標準価格表には、通貨ごとに価格を設定することができます
円やユーロ、ドルごとに設定ができます
商品も価格表も使用するためには、それぞれを有効化する必要があります
価格表は1つの商談に1つしか関連づけることができません
3-2.カスタム価格表
価格表エントリという単語は、価格表に登録する商品を指します
また、価格表はコピーすることはできますが、コピーを実行するユーザのアクセス権に基づいてエントリもコピーされます
つまり、アクセス権のないエントリについてはコピーされないので注意しましょう
3-3.価格
価格という言葉には3つの定義が存在します
# | 価格名 | 説明 |
1 | 標準価格 | 商品に1つだけ設定しますただし、通貨が違えば、複数設定可能です |
2 | リスト価格 | カスタム価格表に登録する価格です1つの商品に対して、カスタム価格表を複数作成すれば、同じ通貨で複数の価格が設定可能になります |
3 | 販売価格 | 見積で使用する価格ですこれは商品でも価格表にも存在しない価格でディスカウント後の価格のイメージです |
うまい棒を例にしてみました
Salesforceでは下記のようなイメージで価格を管理して、商談に価格表を関連づけて使用します
標準は10円ですが、クライアントごとにカスタム価格表を作成して違う価格で販売する運用を想定しています
ここからさらに見積で販売価格を定義して使用します
3.まとめ
いかがでしたでしょうか
商品が価格を持っているイメージを持っているかもしれませんが、Salesforceの標準オブジェクトではそうはなっていません
価格表オブジェクト側で使用する価格を決めているので、そこだけ覚えておくと理解しやすいかもしれません
ぜひ、皆さんも色々と触ってみてください
他にも色々と標準機能やSalesforce機能について紹介していますので、ご覧ください
ではでは!
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