こんにちは、にいるです。
今回は、「パートナー向けのコミュニティのポイントについて説明したいと思います。
下記の記事に他のおすすめ記事も掲載しています。
1.パートナー向けのコミュニティとは
コミュニティはパートナーとカスタマーの2つに軸を置いた種類に分けることができます。
コミュニティのテンプレート1つ取っても機能面で大きく違いが出てきます。
そこで、パートナー向けのコミュニティを構築する上での主要なポイントをまとめておきたいと思います。
主なポイントは下記です。
# | カスタマーコミュニティの主なポイント |
1 | リード受信箱 |
2 | リードの割り当てルール |
3 | 市場開発資金(MDF) |
4 | AppExchange |
5 | カスタムオブジェクト |
6 | 取引先をパートナーとして有効化 |
7 | 取引先責任者をパートナーユーザとして有効化 |
8 | パートナーロール数の設定 |
2-1.リード受信箱
リード受信箱はコミュニティに設置するコンポーネントです。
Partner Centralテンプレートで使用できます。
このコンポーネントを使用して、パートナーへリードを渡すことができます。
2-2.リードの割り当てルール
パートナーにリードを割り当てたり、個別のリードキューをパートナーに許可したりできます。
2-3.市場開発資金(MDF)
パートナーの予算や資金を管理することができます。
2-4.AppExchange
・【ヘルプ】コミュニティ管理の AppExchange パッケージを使用したコミュニティのレポート
Salesforce Communities Managementパッケージを使用すると、ユーザのエンゲージメントを視覚化したり、トレンドを総計値で表示することができます。
レポートフォルダも自動で作成され、アクセス権限も適切に付与するオプションも用意されています。
2-5.カスタムオブジェクト
コミュニティでももちろん、カスタムオブジェクトのレコードを表示することができます。
Lightning Experienceのレコード詳細ページのように、上部に見出し、下部にレコードの詳細を表示することができます。
2-6.取引先をパートナーとして有効化
取引先のレコードページで取引先をパートナーにすることができます。
パートナーにすると、その取引先に属する取引先責任者をパートナーユーザとして有効化することができます。
有効化することで、取引先責任者がコミュニティを使用することができます。
2-7.取引先責任者をパートナーユーザとして有効化
パートナー取引先を作成した後に、その取引先に所属する取引先責任者をパートナーユーザに変換することができます。
パートナーユーザになると、リードや商談、キャンペーンなどのCRMオブジェクトにアクセスでき、コミュニティ上でもSalesforceデータにアクセスできるようになります。
2-8.パートナーロール数の設定
取引先のパートナーにもロールを定義することができます。
ロールの上限数は3つまでで、名前もパートナーユーザ、パートナーマネージャ、パートナーエグゼクティブに固定されています。
パートナーロールを使用すれば、上位ロールユーザが下位ロールユーザの所有データにアクセスできます。
3.まとめ
いかがでしたでしょうか。
パートナー向けのコミュニティはSFA支援的要素がメインになります。
そこを意識して学習しておくと覚えやすいかなと思います。
皆さんもぜひ色々と試してみてください。
他にも色々と標準機能やSalesforce機能について紹介していますので、ご覧ください。
ではでは!
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