こんにちは、にいるです。
今日は標準オブジェクトの「契約オブジェクトのカスタマイズ」について、紹介したいと思います。
契約オブジェクトの説明についてはこちらの「契約の使い方」をご覧ください。
1.契約オブジェクトとは
契約オブジェクトは標準オブジェクトの1つで、取引先に関連付けて使用します。
組織の共有設定では取引先と同一にする必要があります。
何かの試験で問われることはないと思いますが、標準オブジェクトの共有設定については基本として覚えておいた方がいいですね。
取引先の他に、価格表と取引先責任者に参照させることもできます。
2.契約オブジェクトのカスタマイズ
契約オブジェクトのカスタマイズです。
今回、この3つを紹介します。
2-1.契約終了日の自動計算
「契約開始日」と「契約 期間(月)」の項目値に基づいて、「契約終了日」を自動算出する機能です。
この機能がオフだと算出はされませんが、
オンだとちゃんと算出してくれます。
これは運用するユーザにとってもプラスでしかないので、チェックを入れておいていいと思います。
2-2.契約終了通知メールを取引先と契約所有者に送信する
この機能も名称そのままの意味ですね。
契約終了の通知を取引先と契約所有者に送信することができます。
これも必然的にチェックを入れておいていいと思います。
こんな感じでシンプルなメールが届くようです。
2-3.すべての状況の履歴管理
個人的にこれが一番便利かなと思います。
この機能を使用すると、契約状況の履歴がそのレコードの関連リストで確認できるようになります。
2-4.取引先責任者の役割
上記、3つの他に取引先責任者の役割という設定が使用できます。
[設定]→[契約]→[契約での取引先責任者の役割]で設定が可能です。これを使用すると、その契約に関する人を関連付けることができ、どういう立ち位置(役割)かを確認するのに使用できます。
連絡内容によって、担当者が変わる場合にはとても便利ですね。
3.まとめ
いかがでしたでしょうか。
標準オブジェクトは標準なので、Salesforceが事前に設定している機能がたくさんあります。
取引先やリード、商談になるともっと複雑な機能がありますが、契約はそれに比べると数も少なく機能自体もシンプルなのでとても使いやすいと思います。
皆さんもぜひ色々と試してみてください。
他にも色々と標準機能やSalesforce機能について紹介していますので、ご覧ください。
ではでは!
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