【Salesforce】ワークフロールールの使い方

スポンサーリンク
Salesforceのワークフロールール Salesforce

こんにちは、にいるです。

今回は、ワークフロールールの使い方について説明したいと思います。

【ヘルプ】ワークフロー
【ヘルプ】ワークフローの考慮事項

1.ワークフロールールとは

ワークフロールールとは、Salesforce上で業務を自動化するためのルールです。
「(If)もし〜なら、(Then)〜する」ということを定義して、実行するアクションを設定することができます。

例えば、取引先のソースが「セミナー」なら、セミナー担当者にメールを送るというワークフローを自動化できるようになります。

ワークフロールールを使用すると、ノーコーディングでプログラムを作成できるので、とても便利な機能です。

2.ワークフロールールの設定方法

続いて、ワークフロールールの設定方法を見ていきたいと思います。
やることは2つです。

# ワークフロールールの設定でやること
1 ワークフロールールを設定するオブジェクトを決めます
2 ルール名、評価条件、ルール条件を決めます

まずは、ワークフロールールを設定するオブジェクトを決めます。
 
ワークフロールール
 
次に、下記のようにルール条件と評価条件を設定します。
 
ワークフロールール
 
ワークフロールールの設定は2つで完了しますが、このままだとSalesforceを使用した業務自動化は実現できません。

アクションをワークフロールールに設定することで、ワークフローは稼働するのでそこだけしっかり設定しておきましょう。

アクションの種類は、項目自動更新、メールアラート、ToDo作成、アウトバウンドメッセージの4つがありますので、要件に合わせて使い分けたいですね。
※各アクションについては、下記で紹介しています。

「項目自動更新の使い方」はこちらでご確認ください。
「ToDoアクションの使い方」はこちらでご確認ください。

3.ワークフロー使用時の考慮事項

ワークフロールールを使用する際の、主な考慮事項の3点を紹介します。

まずは、ルールの実行順序を制御できないことです。
項目自動更新アクションは、最初に実行されますが、他のアクションは制御できないので注意しましょう。

次に、Salesforceのその他の仕様やルールが処理される順番にも注意しておく必要があります。

入力規則 → 割り当てルール → 自動レスポンスルール → ワークフロールール (ルール適用時のアクション) → エスカレションルール

最後は、カスタムオブジェクトを削除するとワークフロールールも削除されることです。
これはワークフローが単一のオブジェクトの設定されるための仕様が関係しています。

4.まとめ

いかがでしたでしょうか。

ワークフロールールはアクションと紐付けて使います。
ApexやVisualforceを書くことなく、プログラムを作成できるので使えるようになっておきたい重要な機能だと言えます。

皆さんもぜひ色々と試してみてください。
他にも色々と標準機能やSalesforce機能について紹介していますので、ご覧ください。

ではでは!

Salesforce 機能別 まとめページ

コメント

タイトルとURLをコピーしました