【Salesforce】サービスリソースの使い方

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サービスリソースの使い方 Field Service Lightning

こんにちは、にいるです。

今回は、Field Service Lightningを有効化することで使用できる「サービスリソースオブジェクトの使い方」について説明したいと思います。

【ヘルプ】フィールドサービスのサービスリソースの作成
【ヘルプ】取引先またはフィールドサービスの作業指示へのサービスリソース設定の追加

1.サービスリソースオブジェクトとは

サービスリソースは作業(作業指示)を担当する人のことです。
新規作成時にユーザ(パートナーやカスタマーポータルも含みます)と関連付けて作成します。
下記のオブジェクトに関連付けて使用します。

# 関連オブジェクト
1 サービスリソーススキル
2 サービス予定
3 リソースの業務量
4 リソースの不在
5 リソース設定(取引先、作業指示)

サービスリソースの使い方

この記事では下記のようなサービスリソースを作成してみます。
 
サービスリソースの使い方
 

2.サービスリソーススキルとのリレーション

サービスリソーススキルはサービスリソースが保有するスキルを登録します。

作業種別の説明で使用した「エアコンクリーニング」を題材に説明すると、
作業指示がエアコンクリーニングであった場合に、エアコンのクリーニングができない人が現場に行っても意味ないですよね。

それを防ぐためにサービスリソースにスキルを定義することで「エアコンクリーニングができるかどうか」を管理できるようになります。

レコードは下記のように作成でき、そのスキルの有効期間も決めることができます。
なので、資格保有が必須の職種にも適用することができます。
また、スキルレベルを設定すれば、作業指示にアサインする時にもこの項目を使用してスケジューリングすることが可能になります。
 
サービスリソース の使い方
 

3.サービス予定とのリレーション

次はサービス予定を立ててみたいと思います。
サービス予定は作業指示に紐付いている顧客への訪問を指します。
図示してみるとシンプルです。
 
サービスリソース の使い方
 

作業指示に関連するサービス予定に行く人を割り当てるという意味ですね。
レコード上では下記のように登録します。
 
サービスリソースの使い方
 

4.リソースの業務量とのリレーション

次はリソースの業務量を定義していきます。
このオブジェクトを使用することで、リソースの稼働時間を定義でき、過剰な予約が割り当てを制御することが可能になります。
業務量は時間、件数を使用して設定できます。
 
サービスリソースの業務量
 
月間100時間までの業務量を登録してみます。
 
サービスリソースの業務量
 
時間での契約や、過剰労働を制御するのに使えそうですね。

5.リソースの不在とのリレーション

次はリソースの不在です。
オブジェクト名からして、不思議な名前ですが、要はサービスリソースの休日や非稼動時間を管理するオブジェクトです。
 
サービスリソースの不在
 
例えば、平日の特定時間にMTGがあり、その時間帯は作業できない場合はサービスリソースの不在レコードを作成しておきます。
 
サービスリソースの不在
 
日単位ではなく時間単位でも使用できるので、用途は色々とありそうですね。

6.リソース設定とのリレーション

リソース設定は、特定の取引先や作業指示に設定するオブジェクトです。
「お得意様」や「この作業はこの人でない」と難しいというように、優先、必須、除外をサービスリソースに付与して作業を管理することができます。
 
サービスリソースの設定
 
リソース設定のレコードは取引先か作業指示に対して作成します。
専門的スキル保有に加えて誰をアサインするか、もしくはアサインNGかを設定できるのでとても便利ですね。
 
サービスリソースの設定
 

作業指示の関連リストにもサービスリソースの設定が確認できます。
 
サービスリソースの設定
 

7.まとめ

いかがでしたでしょうか。

Field Service lightningの主要オブジェクト「サービスリソース」のリレーションを紹介しました。

細かい設定は色々とありますが、常識的に考えれば理解しやすいのかなと思います。
常識的というのは、過剰な作業を割り当てない、優先する人材が対応スキルを持っているかどうかをしっかりと把握して作業予定に割り当てると考えれば問題ないと思います。

皆さんもぜひ色々と試してみてください。
他にも色々と標準機能やSalesforce機能について紹介していますので、ご覧ください。

ではでは!

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