こんにちは。にいるです。
今回は設定変更履歴について、確認したいと思います。
1.設定変更履歴とは
設定変更履歴とは組織の設定を変更した時のログです。
誰が何をしたかを確認する事ができます。
特にシステム管理者が多い組織では使える機能だと思います。
システム管理者が組織の変更を主に行うとは思いますが、組織に対する変更を行う事ができるユーザであれば、そのユーザが行った変更履歴を追うことも可能です。
さらに代理ログインかどうかも判定して履歴に残されるので、監査する上では非常に役に立つ機能です。
2.使い方
2-1.履歴の確認方法
[設定]メニューで[設定変更履歴]をクリックすれば、有効化する必要もなく、すぐに使用できます。クリックすると直近の20件が表示されます。
20件以上前のものは180日間以内であれば、CSVファイルでダウンロードが可能です。
2-2.履歴を確認できる変更
確認できる変更履歴は多岐に渡ります。
組織の情報やパスワードポリシー、ユーザ、ロール、プロファイルなどの重要な変更から、
メール-to-ケース、入力規則、ページレイアウトなどのカスタマイズや、Apexクラス、Visualforceなどの開発関係など様々な変更履歴を確認する事ができます。
※下記のヘルプに詳細が記載されていますので、ご覧ください。
・【ヘルプ】設定の変更の監視
2-3.代理ログイン
代理ログインをした場合には、代理ユーザに代理操作したユーザ名が記載されます。
cara@1111.comで代理ログインしてみると、僕のユーザ名が代理ユーザに表示されました。
3.まとめ
いかがでしたでしょうか。
システム管理者がたくさんいる組織であれば、非常に使用できるツールかと思います。
変更セットでもリリースや組織に対する変更は確認できますが、変更セットを使用していない場合はそれだとわかりません。
直近で何かが変更されたか、もしくはこの変更は誰がしたか、変更したものがちゃんと変更されているかという場合には設定変更履歴をちゃんと確認した方がいいですよね。
皆さんもぜひ使用してみてください!
ちなみにこの「設定変更履歴」は上級アドミン試験の出題範囲にもなっているので受験を考えている人はちゃんと覚えておいた方がいいですね。
他にも色々と標準機能やSalesforce機能について紹介しています。
そのまとめ一覧ページはこちらになりますので、よければ見てみてください。
ではでは!
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