こんにちは、にいるです。
Salesforce使用していると、エンドユーザから「Salesforceにログインできません」という問い合わせをよく受けるかと思います。
今回は、その「Salesforceにログインできない問題を解決」という内容を記事にして紹介したいと思います。
1.ログインできない時に確認すること
ログインできない大きな原因は、ユーザ名とパスワードが違うことです。
実は自分でも気づかないうちに、以前のパスワードを入力しているとか、よくあります。
その可能性もあるので、一度入力している内容は今のものと合っているかを確認しましょう!
また、ブラウザにパスワードを保存している場合も古いパスワードのままになっているかもしれませんので、そこも疑っておくのも大事です。
2.パスワードは合っているはず!
パスワードをエクセルやメモ帳などのテキストエディタで管理している場合、そのコピー時にスペースが入っている可能性があります。
それをそのままコピーして貼り付けると当然失敗しますので、まずは文字列が本当に合っているか、余分な文字が混在していないかを確認しましょう!
それでもログインできない場合は、パスワードリセットをおすすめします!
3.ログイン時間帯やIPアドレスが制限されている
Salesforceはログインできる時間と場所を制御することができます。
ユーザがここの情報を見ることは難しいので、システム管理者に確認しましょう。
3-1.ログイン時間帯の制限
ログイン時間帯はプロファイルで管理されています。
もしユーザから問い合わせが来た場合は、そのユーザのプロファイルも確認しましょう。
3-2.ログインIPアドレスの制限
ログインIPアドレスもログイン時間帯の制限と同じくプロファイルで管理されています。
また、組織単位でも管理されているので、[設定]→[セキュリティのコントロール]→[ネットワークアクセス]でも確認しておきましょう。
4.凍結されたユーザ
パスワード入力を一定回数以上、間違えてしまうとユーザが凍結されてしまいます。
いわゆるロックアウトですね。
これはSalesforceセキュリティ対策で設定している組織では起こり得ることなので、もしログインできない状況が続く場合はシステム管理者に連絡しましょう!
5.無効化されたユーザ
異動や退職に合わせてユーザを無効化すると思いますが、無効化されたユーザはそのままだとSalesforceを使用する事はできません。
そのため、異動や復帰でまた既存ユーザを使用することがあれば、有効化(ユーザライセンスの付与)しておきましょう!
6.Sandboxのログイン失敗
Sandboxについても、ログインできないことがあります。
4-1.URLが違う
まずURLが間違っている可能性があります。
本番環境は「https://login.salesforce.com/?locale=jp」ですが、
Sandboxの場合「https://test.salesforce.com/?locale=jp」です。
testから始まるので、ここも覚えておきましょう!
4-2.ユーザ名が違う
Sandboxの場合、ユーザ名の最後にSandbox名が付与されます。
例えば
- Sandbox名がtest
- ユーザ名がuser@savepo.com
の場合、Savepoユーザのユーザ名は「user@savepo.com.test」になります。
Sandboxログイン時に失敗する時はユーザ名が正しいかをちゃんと確認しましょう。
7.パスワードのリセット方法
最終手段のパスワードリセット方法です。
これは、ログイン画面に表示されるリンク「パスワードをお忘れですか?」をクリックしてガイダンス通りに進んでいけばパスワードがリセットされます。
次にユーザ名を入力して「次へ」をクリックします。
すると、パスワードリセットページのリンクが記載されたメールが対象ユーザのメールアドレスに届くので、そのメールを確認します。
そのメールを開いて新しいパスワードを入力すればリセットは完了です。
8.まとめ
いかがでしたでしょうか。
ログインできない問題は誰もが一度は通る道だと思います。
特にシステム管理者だとエンドユーザから問い合わせを受けることもあるかと思います。
パスワードとユーザ名が違うというだけで解決すればいいんですが、Salesforceの設定で制限している場合はシステム管理者でしか解決できないので、運用を任されている場合はそこも把握しておきましょう。
皆さんもぜひ色々と試してみてください。
他にも色々と標準機能やSalesforce機能について紹介していますので、ご覧ください。
ではでは!
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