こんにちは、にいるです。
今回は「効率的な制御連動選択リストの作り方」について紹介します。
実務で連動リストを作るときに偶然発見した方法です笑
・【Salesforce】連動選択リストの使い方
・【Salesforce】選択リストの使い方
1.制御連動選択リストとは
制御連動選択リストとは、選択リストと選択リスト間を連動させる機能です。
例えば、都道府県と市区町村をユーザに入力させたいとします。
人によって、漢字や平仮名バラけた入力が発生するのを防ぐためにこの2つの項目を選択リストにします。
ただ、都道府県で「北海道」を選んだときに、東京の「世田谷区」を選ぶことは絶対にないので、市区町村の項目値は北海道に存在する値だけに設定します。
これを実現させる機能が連動選択リストです。
※オブジェクトマネージャーの項目の箇所で設定ができます。
2.効率的な連動選択リストの作り方
上記の都道府県と市区町村を例に設定してみます。
まずは連動に使用する都道府県と市区町村の項目を作成しておきます。
連動の市区町村側で、制御の値(都道府県)も一緒に入力すること。
次に連動関係を作成します。
「制御」が最初に選ぶ親側の項目になり、その親側の項目値によって連動して変わるものが「連動」です。
なので、都道府県が「制御」、市区町村が「連動」側になります。
そして値と値をマッピングしていくんですが、ここでさっきの重要ポイントが役立ってきます。
それは、
連動側で制御ちがどこからどこまでかわかるように区切っておくこと!
です。
最初は、連動側の選択リスト値の登録を間違えて都道府県も入れていただけなんですが、項目連動関係の作成時に「これは、やばい!めちゃくちゃ便利!!」ということに気づきました笑
連動値が少ないなら目視で簡単にできますが、多いと辛いので本当にすごく楽でした。(実務でも500個くらいの値を登録したので。)
3.まとめ
いかがでしたでしょうか。
サンプルはわかりやすいように都道府県と市区町村で行いました。
ただ、もし登録するものが馴染みのないリストだったり、組織固有の名称やその略称を使っていると正直わかりません笑
そして、選択リストは最大1,000個の値を登録できるのでそれを目視でやるとなるとめちゃくちゃ辛いです。
(もしかしたらメタデータ操作であればできるのかもしれません)
というわけで、実体験による偶然の産物「効率的な制御連動選択リストの作り方」を今回はご紹介しました。
皆さんもぜひ色々と試してみてください。
他にも色々と標準機能やSalesforce機能について紹介していますので、ご覧ください。
ではでは!
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