こんにちは、にいるです。
Salesforceが販売している各プロダクトのエディションをまとめてみました。
1.Work.com
事業を立ち上げるためのソリューションパッケージみたいです。
また事業自体をメンテナンスするためのパッケージで$表記のものは日本未対応かもしれません。
エディション | Workplace Command Center | Public Sector | Public Health | Contact Tracing for Employees |
---|---|---|---|---|
価格 | 600円 | $300 | $450 | $200 |
- Workplace Command Center = 従業員の安全な職場復帰を支援
- Public Sector = 公共部門向け緊急時対応管理
- Public Health = 公衆衛生機関向け緊急時対応管理
- Contact Tracing for Employees = コンタクトトレーシング(従業員用)
2.Sales & Service
SalesとServiceの両方のパッケージですね。
リード、取引先や取引先責任者などのSales主要オブジェクトからケース、CTI連携、ナレッジが使用できます。
エディション | Professional | Enterprise | Unlimited |
---|---|---|---|
人気 | – | ○ | – |
価格 | 12,000円 | 21,000円 | 39,000円 |
3.Sales Cloud
Sales Cloudは営業力を高めるためのCRMです。
営業担当はSales Cloudで顧客情報を一元管理でき、マネージャーは売上予測を容易に立てることができるようになります。
エディション | Essentials | Professional | Enterprise | Unlimited |
---|---|---|---|---|
人気 | – | – | ○ | – |
価格 | 3,000円 | 9,000円 | 18,000円 | 36,000円 |
4.Service Cloud
Service Cloudを使用すると様々なチャネルからの顧客の問い合わせを一元管理できるようになります。
またCTIと統合することもできます。
エディション | Essentials | Professional | Enterprise | Unlimited |
---|---|---|---|---|
人気 | – | – | ○ | – |
価格 | 3,000円 | 9,000円 | 18,000円 | 36,000円 |
またチャットが使用できるのもEnterprise以上なのでおすすめはEnterprise以上ですね。
5.Marketing Cloud
SalesCloudやServiceCloudを使用して組織の営業戦略を高めるためのソリューションです。
エディション | メール、モバイル Web マーケティング |
ソーシャルメディア マーケティング |
デジタル広告 | B2B マーケティング オートメーション(Pardot) |
---|---|---|---|---|
価格 | 個別見積 | 個別見積 | 個別見積 | 個別見積 |
5-1.メール、モバイル、Web マーケティング
メールメッセージを使用したマーケティング力を高めます。
顧客へのアクションを自動化できるJourney BuilderはCorporateより上のエディションで使用できます。
エディション | Basic | Pro | Corporate | Enterprise |
---|---|---|---|---|
人気 | – | – | ○ | – |
価格 | 個別見積 | 個別見積 | 個別見積 | 個別見積 |
5-2.ソーシャルメディアマーケティング
SNSを使用したマーケティングみたいです(初めて知りました)。
顧客との1:1の投稿はもちろん、自動投稿、データ分析も行えます。
エディション | Basic | Pro | Corporate | Enterprise |
---|---|---|---|---|
人気 | – | – | ○ | – |
価格 | 個別見積 | 個別見積 | 個別見積 | 個別見積 |
5-3.デジタル広告
あまりわからないですが、Facebook 広告、Twitter 広告、LinkedIn 広告などを管理できるようです。
エディション | Basic |
---|---|
価格 | 個別見積 |
5-4.B2B マーケティングオートメーション(Pardot)
今人気のPardotです。
Premiumエディションは180万円もするんですね。(たっか!笑)
Marketing Cloudと比べるとかなり強気な価格だと感じましたが、
短期間で効率よく成果を出すためのB2B マーケティングオートメーションのためこの価格設定かなと思います。
エディション | Growth | Plus | Advanced | Premium |
---|---|---|---|---|
人気 | – | – | ○ | – |
価格 | 150,000円 | 300,000円 | 480,000円 | 1,800,000円 |
6.Salesforce Platform
取引先と取引先責任者をメインとするパッケージです。
商談やケースは使用できませんが、カスタムオブジェクトを10〜110個使用することができます。
レポートとダッシュボードは使用できるので、シンプルなCRMになっています。
エディション | Lightning Platform Starter | Lightning Platform Plus |
---|---|---|
人気 | – | ○ |
価格 | 3,000円 | 12,000円 |
7.Analytics
TableauとEinsteinの2つがあります。
7-1.Tableau
名前はよく目にしますし聞きますね。
SalesforceがTableauを買収したため、公式のページにもSalesforceの主力商品として紹介されています。
エディション | Tableau Viewer | Tableau Explorer | Tableau Creator |
---|---|---|---|
価格 | 18,000円 | 51,000円 | 102,000円 |
7-2.Einstein
AIによるスコアリング分析で有益な顧客データを抽出できるパッケージです。
エディション | Einstein Predictions | Einstein Analytics Growth | Einstein Analytics Plus |
---|---|---|---|
価格 | 9,000円 | 15,000円 | 18,000円 |
8.myTrailhead
社員研修に使用できるパッケージです。
学習内容をカスタマイズできるため、組織に応じた研修が実装できそうですね。
エディション | myTrailhead |
---|---|
価格 | 3,000円 |
9.Quip
Quipは文書の作成や編集、ディスカッション、作業管理が一元管理できるパッケージです。
エディション | Starter | Enterprise | Quip for Salesforce |
---|---|---|---|
価格 | 1,200円 | 3,000円 | 個別見積 |
コミュニケーションアプリとしても使用できそうですね。
エンタープライズであれば、シングルサインオンもできるので利便性が高そうです。
10.Success Plan
Salesforceを導入するとBasic Success Planが必ず提供されるようです。
エディション | Basic | Premier | Premier+ | Priority |
---|---|---|---|---|
価格 | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
PremierやPremier+、Premier Priorityはさらに手厚いサポートが受けられるのかなと思います。
11.まとめ
いかがでしたでしょうか。
僕自身Salesforceエンジニアですが、まだまだ自分の商品知識についての知識は疎いため、今回の記事をまとめていて体系的に理解できました。
ぜひ、皆さんも色々と見てみてください。
他にも色々と標準機能やSalesforce機能について紹介していますので、ご覧ください。
ではでは!
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