こんにちは。にいるです。
Salesforce 上級アドミニストレータ試験範囲に関するTrailheadをまとめました。
下記の見出しは受験ガイドに掲載している試験範囲を参考にしています。
・公式受験ガイドはこちらからご覧ください。
※上級アドミニストレータ試験を受けるにはアドミニストレータ資格取得が必須になります。
・アドミニストレータ試験範囲はこちらからご覧いただけます。
1.セキュリティとアクセス
与えられたシナリオに応じて、レコードおよび項目データアクセスに与える影響を特定する (共有モデル、親レコードに連動、階層を使用したアクセス許可、プロファイルと共有ルールの比較、コミュニティのセキュリティ設定、項目およびレコードレベルのアクセス権、共有ルール、項目レベルセキュリティ、レコードタイプ)。
テリトリー管理の機能と共有モデルに与える影響を説明する。
カスタムプロファイル、権限セット、代理管理者の機能を比較対照する。
→公式ヘルプドキュメント「Salesforce システム管理者とユーザのエンタープライズテリトリー管理での権限およびアクセス設定」
1-1.数式と入力規則
・数式項目の使用
・積み上げ集計項目の実装
・入力規則の作成
1-2.選択リスト管理
・選択リストの使用開始
・選択リスト値の管理
・グローバル値セットによる値の共有
1-3.セッションベースの権限セットとセキュリティ
・セッションベースの権限セットの使用開始
・コードを作成せずにセッションベースの権限セットを有効化
・有効化フローへの容易なアクセスの作成
2.カスタムオブジェクトとアプリケーションの拡張
カスタムオブジェクト作成時のリレーションタイプの適切な使用方法を説明する (主従、参照)。
→公式ヘルプドキュメント「リレーションの考慮事項」
→公式ヘルプドキュメント「カスタムオブジェクトの管理」
3.監査と監視
与えられたシナリオに応じて、システム活動の監視およびトラブルシューティングの適切なツールを特定する(デバッグログ、設定変更履歴)。
3-1.イベントモニタリング
・イベントモニタリングの使用開始
・イベントログファイルのクエリ
・イベントログファイルのダウンロードと視覚化
3-2.イベント監視分析アプリ
・イベント監視分析の開始
・イベント監視分析アプリを作成する
・Event Monitoring Analyticsを使用して、ユーザーアクティビティを分析します
・Analyticsダッシュボードにデータを追加する
4.SALES CLOUDアプリケーション
商品、価格表、スケジュール、見積をカスタマイズして管理する方法を説明する。
売上予測の機能を説明する (カテゴリ、階層、目標)。
4-1.商品、見積、契約
・価格表の作成および商品の追跡
・見積テンプレートの設定および契約の追跡
4-2.コラボレーション売上予測のセットアップ
・コラボレーション売上予測の使用開始
・売上予測積み上げ集計とデフォルトの日付範囲の定義
・売上予測ユーザの有効化と売上予測階層の設定
4-3.コラボレーション売上予測の設定
・売上予測分類のカスタマイズと調整の有効化
・デフォルト表示の売上予測通貨の選択と目標の有効化
・売上予測レポートの作成
4-4.テリトリー管理の基本
・エンタープライズテリトリー管理の使用開始
・取引先、ルール、ユーザのテリトリーへの割り当て
4-5.テリトリー管理のベストプラクティス
・商談へのテリトリーの割り当て
・テリトリー管理を最大限に活用する
4-6.パスおよびワークスペース
・パスを使用してセールスプロセスを最適化する
・営業担当がワークスペースで効率的に作業できるようにする
5.SERVICE CLOUDアプリケーション
Salesforceナレッジを作成して管理する方法を説明する (記事タイプ、データカテゴリ)。
サービスエンタイトルメントとエンタイトルメントプロセスを作成して管理する方法を説明する。
サポートエージェントと顧客のやり取りを可能にする Salesforce機能を説明する (Live Agent、ケースフィード、Service Cloudコンソール、コミュニティ、オムニチャネル)。
5-1.エンタイトルメント管理
・エンタイトルメントの使用開始
・必要なサポートステップの設定
・顧客のケースでのエンタイトルメントの使用
5-2.Lightning Knowledgeのセットアップとカスタマイズ
・新しい種類の記事の設定
・ページレイアウトとレコードタイプの設定
・検証状況の設定
・記事と項目の表示設定
・記事を使用したケースのクローズ
5-3.ケースのエスカレーションと資格を設定する
・サポートプロセスの作成
・ケースキューと割り当てルールを作成する
・ケースエスカレーションルールを作成する
・プロセスビルダーでフローを作成する
・資格の有効化とサービス契約のセットアップ
・資格付与プロセスを作成する
・資格を持つサービス契約を作成する
5-4.Salesforceナレッジの設定
・Salesforceナレッジの構成
・ページレイアウトの構成とレコードタイプの作成
・Lightning Knowledgeのアクセスを設定する
・データカテゴリの作成とカスタマイズ
・記事の作成と管理
・記事を使用してケースを管理する
5-5.Webチャットの基礎
・Webチャットの使用開始
・埋め込みチャットへのブランド設定の追加
・事前チャットフォームとオフラインサポートフォームの作成
・チャットによる生産性向上
5-6.Lightning Experience のオムニチャネル
・オムニチャネルの使用開始
・キューベースのルーティングの概要
・スキルベースのルーティングについて
・オムニチャネルによる転送の開始
・Omni-Channel Supervisorによるコンタクトセンターの監視
5-7.ケースフィード
・ケースフィードを使用したケースの解決
・フィードでのプロフェッショナルなメールの作成
・フィード条件を使用したフィードの管理
5-8.顧客のID
・内部組織外でのSalesforce Identityの使用
・組織での外部IDの準備
・外部IDのコミュニティの設定
・セルフ登録ページの作成
・ソーシャルサインオンの設定
・個人顧客とのつながり
6.データ管理
データ品質を向上、拡充するツールとベストプラクティスを説明する (入力規則、重複の管理、拡充、アーカイブ)。
6-1.重複管理
6-2.データ管理ツールを使用したインポートとエクスポート
・データインポートウィザードの使用
・データローダを使用したデータのエクスポート
・データローダを使用したデータの更新
6-3.営業チームとサポートチームのためのデータ品質の向上
・入力規則の作成
・数式項目の作成
・ルックアップ検索条件の作成
・プロセスビルダーを使用したプロセスの作成
6-4.社員募集アプリケーションのデータ品質の向上
・クロスオブジェクト数式の作成
・入力規則の作成
・数式と積み上げ集計項目の作成
7.コンテンツ管理
Salesforceコンテンツを設定して管理する方法を説明する。
→公式ヘルプドキュメント「Salesforce CRM Contentの設定」
→公式ヘルプドキュメント「ナレッジ記事の表示とデータカテゴリに関する考慮事項」
8.変更管理
環境間のメタデータの移動に利用できるオプションを説明する(変更セット、Force.com IDE)。
変更セットを使用して環境間のメタデータを移動する機能とベストプラクティスを説明する。
8-1.アプリケーションライフサイクルと開発モデル
・アプリケーションライフサイクル管理の理解
・リリース管理の基本の学習
・複雑さを増すリリースでの変更の管理
・パッケージ開発を使用した柔軟性の高いリリース
8-2.変更セット開発モデル
・組織への変更の計画
・ローカルでの変更の開発とテスト
・インテグレーション環境でのテストと変更のリリース
9.分析、レポートとダッシュボード
与えられたシナリオに応じて、レポートの複雑な要件を満たす適切な分析ツールを判断する (カスタムレポートタイプ、レポートスナップショット、複雑なグラフ、カスタム集計項目、バケット項目、結合レポート、クロス条件、動的ダッシュボード、ダッシュボード条件)。
9-1.数式を使用したレポートデータの評価
・レポートデータの集計
・カスタム集計項目を使用した割引の適用
・行レベルの数式でレポートの各レコードを評価する
・PREVGROUPVAL()とPARENTGROUPVAL()を使用したグループの比較
9-2.Lightningページにダッシュボードとレポートチャートを埋め込む
・レポートとダッシュボードを作成する
・ダッシュボードを埋め込む
・レポートチャートを埋め込む
10.プロセスの自動化
与えられたシナリオに応じて、承認プロセスをトラブルシュートする。
与えられた複雑なシナリオに応じて、自動化ツールを組み合わせてビジネスの問題を解決するソリューションを決定する (プロセスの自動化、数式項目、VisualforceおよびApexトリガ)。
10-1.高度な数式
・チェックボックス数式での基本的なロジックの使用
・数式における数値、通貨、パーセントの使用
・日付、日付/時間、時間数式の使用
・数式での選択リストの使用
・テキスト数式の使用
・高度な数式を使用してレベルアップ
・数式エラーのトラブルシューティング
10-2.Lightning Experienceのリードと商談
・リードの作成と取引の開始
・商談の処理
・パスとKanbanによる成功の視覚化
10-3.ワークフロールールの移行
・ワークフローからプロセスビルダーへの移行
・プロセス条件へのワークフロー条件の対応付け
・プロセスアクションへのワークフローアクションの対応付け
・プロセス条件の順序の決定
10-4.Lightning フロー
・適切な自動化ツールの選択
・プロセスビルダーを使用した簡単なビジネスプロセスの自動化
・Flow Builderを使用してビジネスプロセスに従うユーザを誘導する
・プロセスビルダーとFlow Builderの機能を組み合わせる
・承認でレコードが承認される方法をカスタマイズする
10-5.Apex トリガ
11.おわりに
試験範囲のTrailheadのタイトルをみていると実務で使っている機能ばかりでしたので、そこまでハードルは高くない印象でした。
他にも標準機能やアドミン試験関連、VisualforceのTrailheadなども紹介しています。
・アドミン試験範囲の標準機能の使い方
・機能別ページまとめ
・アドミン試験関連
・VisualforceのTrailheadまとめ
ではでは!