こんにちは、にいるです。
Savepoオリジナルの開発初心者向けプログラム「Sink it」シリーズです。
今回は第2回目、基礎中の基礎「変数の使い方」です。
この記事は「2.変数を宣言してみよう」の解説と解答です。
1.変数とは
変数とは値(Id、テキスト、数値、sObjectなど)を代入できる箱です。
変数宣言をすることで変数という箱が作成され、使用できるようになります。
変数宣言時は、データ型を必ず指定する必要があります。
変数宣言は何度も行うことなのでしっかり覚えておきましょう。
2.解答・解説
開発者コンソールでctrl + Eをクリックして匿名実行ウィンドウを開きます。
そして、下記コードを実行します。
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String moji; moji = 'Hello, World!!'; System.debug('moji = '+ moji); |
この一文を説明すると、String型の変数mojiという箱を用意して、その箱にHello, World!!というテキスト値を詰めたということになります。
下記が基本的な構文です。
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// 変数宣言の構文 データ型 変数名(); // 値の代入 変数名 = 値; |
String型というのは、文字列というデータ型です。
データ型というのは、変数宣言をする上で必ず書く必要があります。
データ型はデータのフォーマットを決めるものです。
例えば、漢字を書いてくださいという指示に対して、平仮名を書くと怒られますよね?
なので、意図しないデータが入らないために、予め何のデータ型の箱かを定義しておきます。
今回、Hello, World!!は文字なので、String型を使用しています。
※変数がわからない方は、String型に数字を代入したり、Integer型に文字列を入れてみてください。
3.まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は基本中の基本である変数宣言です。
実務での開発では、変数宣言は何回も行います。
最初は大変ですが、慣れていけば自然と身についてくるので、わからないことに直面しても諦めずに続けていきましょう。
皆さんもぜひ色々と試してみてください。
他にも色々と標準機能やSalesforce機能について紹介していますので、ご覧ください。
ではでは!