こんにちは、にいるです。
Savepoオリジナルの開発初心者向けプログラム「Sink it」シリーズです。
今回は条件分岐で最も使用する「if文の使い方」を使用したApexクラスを作成したいと思います。
この記事は「3.if文を使ってみよう」の解説と解答です。
1.if文とは
if文とは、もし〜なら〜するという条件分岐に使用する構文です。
プログラムは上から順に処理実行されます。
これはApexの基本です。
ただ時と場合によっては、実行させないことが正解のプログラムもあると思います。
そのような場合にif文はとても役に立ちます。
2.解答・解説
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//1なら晴れ、2なら雨、3なら曇り Integer i = 1; String sunny = 'サッカーをするよ。'; String rainy = '読書をするよ。'; String cloudy = '昼寝をするよ。'; if (i == 1) { System.debug(sunny); } else if (i == 2){ System.debug(rainy); } else { System.debug(cloudy); } |
数字を操作してどのメッセージを表示するかを制御したかったので、データ型はIntegerにしています。
※ここはやり方次第なので、ロジックが間違ってなければどんなデータ型でも大丈夫だと思います。
前回とは違い、今回の変数宣言は値の代入と同時に行っています。
これもコードを短くするために、覚えておいた方がいいので、ここで習得しておきましょう。
処理の流れとしては入ってきたiという変数の値によって、if文で処理内容を制御しています。
UIから動的な値として入ってくるデータが1,2,それ以外という場合にそれぞれの処理分岐に分けられメッセージが表示されます。
■デバッグ
最後に、開発者コンソールで匿名実行してみましょう。
iには1が直接入っているので、最初の条件分岐評価でTrueになり「サッカーをするよ。」のメッセージが表示されています。
3.まとめ
いかがでしたでしょうか。
if文はプログラミングの王道ステートメントです。
Apexだけでなく、ワークフローやプロセスビルダーでも使用するので、ロジックを理解していれば簡単に身に付くと思います。
皆さんもぜひ色々と試してみてください。
他にも色々と標準機能やSalesforce機能について紹介していますので、ご覧ください。
ではでは!